模試制作室より

2017年8月の神奈川全県模試をふりかえって《早期復習のすすめ》

 夏休みが明けたもののまだ残暑が厳しい時期になりました。中学1年・中学2年のみなさんは、部活動や学校行事などで忙しい中、毎日の学習を進めていることと思います。中学3年生のみなさんは、約5か月後に行われる高校入試に向けて、中学校で学んだ内容の総復習に少しづつ取りかかるとともに、定期テストに向けての学習も進めていることと思います。健康に注意して、がんばりましょう。

 8月に実施した神奈川全県模試の全般的な結果をふまえ、今後の学習の方向性について以下に記載いたします。是非、参考にしてください。

 全体的な正答率を見ると、中学1年・中学2年のみなさんは、知識を問う問題や基本的な考え方を問う問題に対してはまずまずの正答率であり、夏休みでの学習を含めて成果が表れていると思います。今後も、学校で学習する内容をしっかりと理解しつつ、問題集やワークなどで復習し、知識や解法としてきちんと身に着けていきましょう。一方で、難しめの文章を読解したり資料などを読み取って考える問題はやや厳しい結果になりました。高校入試に向けた総合的な問題を解いた経験が少ないと思いますので、慣れていないとも考えられますが、今回の模擬試験をきちんと解き直し、どのように考えれば正解になるのかを1問でも多く確認していきましょう。来年や再来年の、入試に向けての学習が本格化する時期に、大きな効果となって必ず表れることと思います。中学3年のみなさんは、比較的最近に学習したと思われる単元、および基本的な考え方を問う問題の正答率はまずまずの結果でした。学校で学習した内容は、知識・解法として着実に身につけていくよう、これからも進めていきましょう。その反面、英語の文章読解や数学の空間図形などのやや難度が高い問題や、理科・社会を中心とした中1・中2で学習した内容でやや厳しい結果となりました。中1理科の岩石や化石、江戸時代までの歴史などです。11月中旬までは定期テストに向けての学習が最も大切ですが、中1・中2の復習を含めた入試に向けての学習も少しずつ進めていきましょう。

 参考までに、今回の模試での正答率がやや低かったものの中から、重点的に復習しておいた方がよいと思われる単元を以下に挙げます。現在、学校で学習している内容の復習とあわせて、少しずつ進めていくことをおすすめします。

  • 英語...文法事項の復習(中心単元 中1:be動詞と一般動詞 中2:過去形、助動詞 中3:受動態、現在完了)
  • 数学...空間図形(中1:小学校で学習した体積や表面積 中2と中3:中1で学習した空間図形全般)
  • 国語...論説文の読解(論説文を読んでその文章に関する問題を解き、特に記述問題は答えを書いてみる)
  • 理科...中1地学分野(中2と中3:火山、岩石、地震、地層など)
  • 社会...世界地理分野(中2と中3:世界の人々のくらし、世界地図、時差計算など)

 行きたい高校について考えましょう。中3のみなさんは決定する時期なので、学校見学を欠かさず、さまざまな資料での確認、あるいは先輩方の話などに耳をかたむけ、自分の意志として決めていきましょう。そして、その志望校に合格するために各教科の得点をあと何点ずつ上げるのか、そのために毎日どのくらいの学習を進めていくのかを決めていきましょう。中学1年・中学2年のみなさんも、興味ある学校に可能な限り足を運び、行きたい高校のイメージをつかんでいくようにしましょう。インターネットでの学校紹介が充実している高校が多いので、学校見学に行く前にはインターネットで情報を得ておくことをおすすめします。積極的に行動していきましょう。自分自身の意志にもとづいた行動は、必ず自分自身への自信につながっていきます。がんばりましょう。

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